はじめまして、なぽぽと申します!
宝塚歌劇中心に、舞台を見るのが趣味です。
いろんな作品を見るのですが、やはり舞台は生もの。
そのとき感じた感動や、大好きな人たち(いわゆる推し)と過ごした時間の思い出を記録しておきたいと思い、始めました。
主に見るのは以下の作品です!
私にとって観劇は、自分を振り返る時間です。私は基本的に出演者で見る作品を決めています。
宝塚歌劇の場合は全組1回はだいたい見ますが、好きな組や好きな出演者が出ているときには、何回も何回も通います。
最近も、全部で30回くらい通った公演がありましたが、見る中でどうして私はこんなに感動してるのか、どうしてこの人がこんなに好きなのか、と自然といろいろと考えていました。
同じ作品に何度も通うなんて意味がないとか、推し活の延長にある観劇は芸術ではないなど、いろんな意見があるかと思います。
でも何度も見ることで、ただ作品の中のテーマを受け取るだけでなく、それを受けて深く自分の内面と向き合える気がするんです!
で、そんな気づきをくれる推したちのことをもっともっと好きになってしまうんですよね。
人生の転機(になるかもしれない)気づきを、大好きな推しがくれるのって、とても幸せなことだと思います。
私の気づきや思い出の記録で、皆さんがご自身の記憶を思い出すきっかけになれば嬉しいです!
以下、私がミュージカルファンになるまでをつらつらと書きますので、ご興味あればぜひご覧ください。
宝塚ファン歴のはじまり
私の最初のご贔屓は朝夏まなとさんです!
きっかけは中学生の頃に「なんでもいいから興味があること調べてまとめてきて~」という課題がでたことです。
そのときに、ディズニーか宝塚かで迷った結果、小学校の先生にヅカオタがいたという理由で宝塚を調べました。(あと当時ドラマを見るのが好きで、元宝塚の人をよく見ていて親近感があったので)
映像で、最初に花組の『長い春の果てに』を見て「あ、宝塚の男役って普通に男性に見えるんだなぁ」と思いました(今思うと失礼でごめんなさい笑)
で、その後偶然宙組の『風と共に去りぬ』を見て、スカーレットに衝撃を受けたんです!!
当時は南北戦争や時代背景、そして物語の終わり方も本当に何も理解していなかったなと、今は思うんですが、とにかくスカーレットの生き様というか、綺麗なだけじゃないすさまじい生命力に、心を打たれたんだと思います。1幕ラストが特に印象的でした。
見終わってスカーレット役の人を調べてみると、男役さんだったんですよね…
そこで、宝塚には女装の制度?があることを、いきなり知りました。
そのあと流れで宙組の『銀河英雄伝説』を見て、キルヒアイス素敵!誰!?となって調べると、スカーレットと同じまぁさまだったんです!これは運命感じちゃいますよね!
で、まぁさまのブリドリでの下級生たちとの絡みを見て、この人めっちゃいい人…となって完全に好きになりました。
公演を生で見たい!まぁさまを生でみたい!と思って調べてみると、ちょうどトップお披露目公演の『TOPHAT』のチケットを売り出したくらいの時期で、無事に初観劇をはたしました。
私の宝塚ファン歴、そしてミュージカルファン歴はまぁ様のトップと同じ時期に始まってるんです!うれしい!
もちろん今でも、しっかりまぁ様の公演は見て、イベントも行って、全力で応援してます!
まぁさま退団後の宝塚観劇のお話
宝塚は、今もまぁさまの流れで宙組中心に見てますが、大劇場公演は全組見ています。(まぁさまが宙組のファンをつくりたかった!と言ってたのもあります…笑)
まぁさまの退団後は、純矢ちとせさんのことをめちゃくちゃ応援していました。
最近、過去作を見返してるんですが、本当にこの時期はせーこさんしか見てなかったなと…笑
キレイな女もできれば、コメディぽいキャラが濃い役もしっかり似合うところが大好きです笑
せーこさんの退団後は、しばらくはあくまで宙組のファン!!という意識のもと、芹香斗亜さんを応援してました。
でもやっぱり宙組のファンという自意識が強めなので、これからも皆がどんな作品をやって、どういう風に変化していくのか、楽しみです。
濱田めぐみさんとの出会い
私は元劇団四季で今でも素晴らしい舞台を届けてくれている、濱田めぐみさんのことも大好きです。
まぁさま退団後しばらくして、宝塚以外のミュージカルにも興味を持ち始めて、まぁさまの仲良しさん(元宝塚)が出るミュージカルを見に行きました。
現役時代、歌うまとして有名だった方なので、この人がでる作品ならきっと出演者も皆うまいだろう!とわくわくしながら行ったんですが…
なんとメインどころ4人が全員ミュージカル初挑戦?とかでとにかく酷かったんです…(もちろん仲良しさんは上手すぎて、良い意味で浮いてました笑)
それまでは観劇中に座席の値段を考えたことなんて一度もなかったんですが、ちょっと下手な友達とカラオケ行ってるくらいのクオリティで、これなら友達とカラオケ行った方が安いし楽しかったのでは…?と思ってしまいました…笑
そして迎えた休憩。なんだか疲れたなぁ、めちゃくちゃ上手い人しかいない面白いミュージカルを見たいなぁ、と思っていたところ『メリーポピンズ』のチラシが目に入りました。
そしてふと、まぁさまが『王家の紋章』で演じたアイシスを、初演で演じたのが濱田めぐみさんだと思い出したのです。
そういえばこの人、めちゃくちゃ上手いらしいよな?なんか名前もよく聞くし、有名な方なんだろう…
それに作品も有名だから、話の面白さも保証されてるよな…
と思い、チラシを持って帰ってチケットをとりあえず1枚確保しました。
観劇まで
そこから、きっかけは覚えてないんですが劇団四季『ウィキッド』の「自由を求めて」を聞いて、曲の魅力と歌っている人のあまりの上手さと表現力の虜になりました。
何度も何度も聞いて、上演しているかなどいろいろ調べていると、なんと!あのとてつもなく上手い方は濱田めぐみさんだったのです!!
さらに、ちょうどその月にまぁさまが出演していたWOWOWのミュージカル番組を録画していたんですが、そのときのゲストが濱田さんでした…
濱田さんは歌声とセリフしか聞いたことなかったので、どんな人なのかなぁ…とドキドキしてました。
こんなに上手いから厳しい人なのかな?売れっ子だしクールだったりする?エレガントでおしとやかな感じ?
と私の頭の中には「大女優」「売れっ子」「劇団四季」から連想される人のイメージが次々と浮かんできました。
いざ、番組を見てみると、井上芳雄さんはじめとする人気俳優の方と一緒に、ボケてツッコまれて大爆笑をかっさらってるではないですか…。
本当に本当に、笑いすぎて涙がでました。突拍子もないんですよ、本当に。
なんておちゃめでかわいい方なんだと…でもあんなに上手くて、舞台のことを語るときにはしっかりしている。
この期間に濱田さんのいろんな姿を見て、すっかり濱田さんのことが大好きになってしまいました。
『メリー・ポピンズ』観劇!
いよいよ観劇当日になり、生で濱田さんの歌声を聞くとどんな感じだろう!とワクワクでした。
始めの方は、聞いたことある曲だなぁ~とか、あの人が知念さんか~とか思いながら、普通に見てたんですが、濱田さんが出てきた瞬間にもう!メリーさんすぎて!目が離せなくなりました!
出てきた瞬間からどんな言葉を話してるときも、歌ってるときも全ての動きと表情がメリー・ポピンズなんです。
私は原作を見る前にミュージカルを見たんですが、メリーさんはこういう表情でこういう動きをするんだと、心から感じさせてくれました。
そこから追いチケを繰り返し、千秋楽の日、メリーさんが飛んでいくのを見おくりながら大号泣しました!!!
これ以降、濱田さんは私が思う完璧で理想通りのミュージカル女優さんだと分かり、大好きと感動を更新してくれてます!
さいごに
私には本当にたくさん、大好きな人がいますし、世の中にはたくさんの名作があります!
なので、ちゃんと自分の気持ちとか感動を忘れないように、しっかりと残していきたいです。
皆さんも良い観劇体験ができますように!よろしくお願いします!
コメント